ハクモクレンはモクレン属の落葉高木、早春の頃から咲き出すので、春の訪れを最初に教えてくれる、この季節を代表する花木のひとつです。蕾が暖かい光を受けやすい南側から膨らんで生長し、蕾の先端がすべて北側を向くことからコンパス・プラントとも呼ばれています。フワフワとした銀色の綿毛に包まれた可愛らしい蕾が開くと、大きくて美しい純白の花から甘くて上品な香りが漂います。白亜紀の時代から今のような姿で咲いていた地球最古の花といわれるモクレン、本当に大好きなので、今年も見られてとっても嬉しいです。街路樹でも見かける花なので、これからの季節、みなさんの身近な場所にも咲いているかもしれません。ぜひ探してみてくださいね。
May your days be as beautiful as flowers !